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2009年2月

2009年2月28日 (土)

第43回炭埋初級技術者養成講座レポート

先日、山梨県北杜市で炭埋初級講座を行いました。北杜市といえば、八ヶ岳連峰の南麓に位置し、人気の別荘地帯です。ですから、定住者はどんどん増えているらしく、ちょっとしたバブルのような印象で、山林とかの地価がメチャクチャ高値な気がするのは小生だけでしょうか。

さて、ちょっと前に降り積もった雪が所々残っていて、初日は風が冷たく、真冬を体験できました。とはいえ、講座は室内での座学でしたので、全く問題ありませんでした。今回会議室と宿泊でお世話になったのは、前回宿泊した時に気に入った、大泉村の「ロッジ詩遊館」様で、天然にイヤシロチという立地、オーナー様もとても良さそうな雰囲気で嫌みが見当たりません。
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今回の受講者は小人数だったので、講師側も勉強を兼ねて第1講座はスタッフに任せました。もちろん、小生も良い勉強になりました。開発者、楢崎皐月氏の哲学や学術的な原理と技術など、イヤシロチに改善するための基礎的な知識を学んでいただきました。

夕食は、ペンションでは珍しいインド風フルコース料理で、大好評・大満足でした。食後は、小生たちの部屋へ集まり、買い出ししておいたお酒とおつまみで話も弾み、結構盛り上がりました。

翌朝7時半から朝食、宿の2階の窓から相似象が良く見えたのでみんなで観察、8時半チェックアウト・出発しました。最初は、近くの古い神社にお邪魔し、元々イヤシロチだという立地の説明と、一部造成してあるために微妙に劣勢な地点ができているため、もしここをイヤシロチ化するとしたらどのようにするかなど、レクチャーしました。その後は劣勢線が複数交差したケカレチポイントに移動し、長居はできませんが体感してもらいました。
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いよいよ、2日目のメイン、地磁気測定と炭素埋設の現場に移動しました。
今回、北杜市のN様に現地借用のご協力を戴きました。ありがとうございました。
まずはスタッフから地磁気測定の方法と機材の使い方を説明、受講者の方には実際に物件の周りを測定してもらいました。続いてこの物件の造成と地下構造物などによる電気の分布とケカレチ地点を説明。また、イヤシロチ化するのにはどこに炭埋孔を設けポットをどこに設置するかなどをレクチャーすると共に、実際に炭素埋設を行いました。昼食後、再び座学でまとめと実力テストを行い終了。ちなみに今回は受講者全員に初級技術者認定書をお渡しできました。
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次回は、5月16〜17日(土・日)に中級クラスの講座を行います。初級クラスの講座は6月6〜7日(土・日)予定です。ご興味がお有りの方は是非ご参加下さい。
お楽しみに。



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2009年2月21日 (土)

天然理学農法のお手伝いしました

先日、栃木県のA様の農園に伺いました。このA様農園では、2006年夏にご自宅のイヤシロチ化工事を行われました。その時に、ご自宅の敷地と隣接していましたので、炭ポット(すこやかポットの旧バージョン)を農園にも設置されました。そのお陰か、その農園で獲れる野菜が、とても立派でやわらかくて美味しいものになったとおっしゃっています。

当農園では、今年から本格的に天然理学農法を始められるということなので、まず、簡単で一番成果が出そうな「地中に空気を圧入する」という作業を行うことにいたしました。専用の空気圧入器具(オーダーメイド)を購入していただき、業務用の25馬力のコンプレッサーをレンタルし、ホース類を接続して準備完了。あとは、コンプレッサーのエンジンを始動し、空気圧入器具を目的とする農地に差し込んでいきます。今回は、空気圧入器具が4本のセットでしたので、1度に4カ所、互いの距離は3〜4メートルにして、1カ所10分位「空気圧入」状態にして、次のポイントに移動し空気圧入器具を農地に差し込んでいきます。この繰り返しを午前中2時間半、午後3時間半、合計6時間で約400坪程度の畑と田んぼに「空気圧入」を行うことができました。

この空気圧入器具は、ステンレス製直径1.3センチ程度、長さ1メートルのパイプをT字型に溶接して作ったもので、先端は尖らせてあり、1ミリ程度の小さい穴が4コ空いています。ここからコンプレッサーで圧縮した空気がもの凄い勢いで出続けるというもの。

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この「空気圧入」を行うと、地中がスポンジみたいに土が細かくバラバラになっていきます。そうすると、土の粒子表面に分布している「自由電子」が飛躍的に多くなるのです。植物の根っこの先端は、電気的にはプラスになっていますので、その付近の養分や水分が「自由電子」にチャージされて、マイナスイオン化された状態だととても効率よく根っこに吸収されていくのです。こんな状態を「地力が高い」というのです。つまり、植物は健康的ですくすくと育つし、立派な果実をたくさん着けることができる、「豊作」状態になるということ。

別の見方をすると、スポンジ状になった土は、夕方以降太陽が沈んで気温が低下した後でも地温は下がりにくく、気温との「温度落差」がたくさん出来ます。そうすると、植物の上昇力が高まり、根圧が与えられて養水分はどんどん吸い上げられ、植物の結実・成熟がかなり良好になるのです。

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上の写真は、A様農園で戴いた立派な人参。
当農園の次の予定は、イオン水の製造と植物の種や苗の優勢化処理設備をセットされます。さらにまたその次には、農地に農地専用炭素埋設を行う予定とのこと。3月中旬にはご報告できると思います。




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2009年2月20日 (金)

How to イヤシロチseminarの案内パンフ

「How to イヤシロチseminar」の案内パンフレットができましたので、PDF形式のファイルを添付させていただきました。印刷するなどしてご利用いただきたいと思います。
本セミナーの趣旨や詳しい講座内容などが書かれています。


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なお、会場のホテルマロンリゾートさんでは、本セミナー付き+朝食付きの宿泊プランをご用意いただきました。ご遠方の方には、イヤシロチホテルの宿泊体験も含め、ご利用いただいてはいかがでしょうか。
詳しくは、ホテルマロンリゾートさんのホームページかホテルへ直接お尋ね下さい。
「HowToSeminar09.pdf」をダウンロード

●マロンリゾート横浜鶴見さんのセミナー付プランのサイトへ


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2009年2月11日 (水)

How to イヤシロチセミナーのご案内

●前回ご案内しました勉強会の日程が一部変更になりました。ご迷惑をお掛けします。

勉強会の詳細のお知らせです。

今年3月1回と4月2回の全3回シリーズで 「How-to イヤシロチセミナー」 を行います。日曜日の午前10時からランチをはさんで午後3時までといったスケジュールの予定です。

会場は、炭素埋設や炭ポット設置、活水処理などを行なわせていただいたイヤシロチホテル「ホテルマリンリゾート横浜鶴見」さんを予定しています。

●マロンリゾート横浜鶴見さんのサイトへ


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◎講座内容は、

»第一回 3/29(日)
「イヤシロチ・ケカレチの見分け方(物件の選び方)」
»第二回 4/12(日)
「ケカレチ・普通地の改善法」
»第三回 4/26(日)
「現地指導・まとめ」

を予定。

◎参加費用は、 

»ヒビキ研究会の方
毎回3,500円、3回分前納の場合10,000円
»一般の方
毎回4,000円、3回分前納の場合11,500円
(それぞれ消費税込み・毎回ランチ込み)

◎もちろん3講座とも私、高野が担当いたします。簡単な実験も行い、本講座でしかお話しできないこと、この道30年の経験などもお伝えできればと思っています。

◎3回受講修了者には、その場で「イヤシロチ鑑定士」の認定書(当社プライベート認定であり、国家資格ではありません)をお渡しします。

●セミナー申込へ

※お願い
ホームページ上からセミナー申込される場合、
  • 申込種別を「その他」を選択
  • コメント欄に
    「全3講座」、「第1回と第3回」など参加される回
  • コメント欄に
    セミナー宿泊プランをご利用希望の場合
の希望をお書き込み下さい。
※申込フォームはSSLに対応しています。ダイヤログが表示された場合[確認]をしてお入り下さい。

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では、セミナー会場でお目に掛かれますこと、楽しみにしております。

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