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2011年3月28日 (月)

放射線いろいろ測定してみました

友人から放射線測定器(ガイガーカウンタ)をお借りしましたので、いろんな所を測ってみました。
その測定器はアメリカ S.E.International社『Inspector』(市販価格13〜15万円)です。
ネットで購入しようと調べましたが、欠品中というところが多かったので、無理せず今回は1週間拝借して測定することにしました。

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まず、外の状態を調べることにしました。
今回お借りしに伺った千葉県柏市では、3月24日、アスファルト上で5マイクロシーベルト/時間を表示しました。こんなに出ているのかと正直ショックでした。

当社の色んな所の放射能測定をしましたので下の表にまとめました。
ちなみに測定方法は、測定器のスイッチをONにして90秒待ち、その後45秒間に表示される測定値を10個書き出し、平均を取ったものです。
水に関しては、タッパー容器(1.3リットル)に水を満タンに入れ、蓋をしたその上に測定器を置き、同様に10個の値の平均値を取ったものです。

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今回の福島原発事故の件では、私自身無知に等しかったので、いろいろ調べました。それから、中部大学の武田邦彦先生のブログも大変参考にさせていただいております。ご興味がお有りでしたら、是非ご覧になって大いに参考にしていただきたいと思います。

http://takedanet.com/



私なりに感じたことを書き出してみます。

まず、放射性物質は0.21〜0.37ミクロンの微粒子らしいので、福島第一原発から風に乗って飛んできていますし、雨で空中に浮遊している微粒子は建物や地面に降り注ぐようです。

測定値を見ると、空間より地面の方が遙かに高い数値が出ています。
また、室内より屋外の方が1.5〜2倍高いのですが、我々が暮らす地面に近い空間がより問題です。2階3階の外空間は割と少なめな値ですね。

雨が降ったとき水溜まりが出来ますが、そこが乾いたとしても放射線量は3倍高いことも判りました。おそらく、吹きだまりになっているところも同様な傾向だと思います。

アスファルトやコンクリートの部分は、土が露出したところより高い数値でした。土は水が浸透するように、放射性物質も地中に浸透していくから少ない値なのでしょうか?



浄水器が有効かどうかという問題を、お客様から頻繁に問い合わせいただきますので、水に関しても含まれる放射線量を測定してみました。
当社で使用している「Well21」という浄水器を通した水と未処理の水道水について調べました。
活性炭や中空糸フィルターによって微粒子が濾過されているようで、放射線量は半分以下になりました。

それならば、浄水器本体にはさぞ多量の放射性物質が溜まっているのだろうと思い測定しましたら、やはり高い値を示しました。
この浄水器の場合、一番外側に濁度フィルターが付いていますので、それを頻繁に洗浄してやれば良いかなと思っています。もちろん、古いカートリッジ(濾材)の場合はこのタイミングで交換されると良いと思います。

もちろん、一般的には色んなタイプの浄水器があり、どんな条件においても大丈夫だということでは無いと思われるので、あくまでもご参考にということで。決して有効性を保証するものではありません。

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