楢崎博士流、生活環境の見直し
皆さま、こんにちは。
九州〜関東では線状降水帯が毎日の様に猛威を奮っています。2年前、大型で強い台風19号は、10月12日〜13日にかけて東海から東北を中心に広い範囲で記録的な大雨や暴風、高潮を起こし、複数の河川が氾濫するなど列島に大きな爪痕を残しました。 その直後には、この先12年間で10回以上の同様の自然災害が起きるという予測が発表されていました。
徳川家康は、400年以上前に江戸のまちづくりを行っています。特に大規模な河川工事で、工事の実施には3つの理由がありました。1つ目が洪水対策、2つ目が豊かな農地を作るための灌漑工事、3つ目が江戸へ日本中の物資を集めるための物流機能の整備でした。実に機能的、効率的な都市計画であると感心させられます。土地の高低差、川が氾濫した時を予測していたり、湿地を避けて道路整備をしたり、水確保のために玉川上水を引っ張ってきたりと。自然の猛威を一番に考えています。
このことは、今だからこそ必要な認識ではないかと思うのです。近年では土木工事技術が発達したので、どんな土地でも活用できると勘違いしています。湿地の埋め立てなら地震で液状化や陥没しますし、谷筋なら大雨で崩れてきますし、海抜が低ければ津波が押し寄せてきます。上物である建物のこだわりばかり気にしていて、肝心の土地、立地をあまり気にしていないというのが気にかかります。
我々の師匠である楢崎皐月博士は、環境の電気現象が全てを支配していると仰っています。全てというのは、動植物の生理現象、人の精神状態、集中力、感性、ひらめき、パフォーマンスの発揮度、商売や学業の成就度、物質の酸化・劣化・熟成、事故・火事、文化、芸術などが当てはまると思います。
環境の電気現象とは、温度、湿度、圧力、イオン、光線の赤外線と紫外線、磁気、音、色彩などが挙げられると思います。楢崎博士は、環境の電気現象の支配力が最も強い『土地』を最優先に考えるべきだとも仰っています。イヤシロチに暮らすことが出来たらこんな良いことはありません。最低でも普通地に暮らすべきだと。普通地ならば炭素埋設等で是正することが可能なのですから。
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